DXが浸透し、
データドリブンが進めば進むほど、
群れるだけの人材や、
出社するだけの人材は、
もはや存在すら許されなくなる。
アウトプットがモノを言うことになり、
データ分析による知見提示が全てになるためだ。
もはや対面や出社で時間を燃やす必要はなく、
リサーチと分析で独自性を出せる優秀層の仕事は、
すべてリモートで事足りてしまう。
「イノベーションを起こすには対面が重要」
そう言い出すケースが北米で見受けられるが、
それはあくまでワーカーを使い倒す上で、
VUCAの時代でビビって保守的になっているだけであり、
本心ではさして働きたくない北米のワーカーを、
マイクロマネジメントするための方便だと気付こう。
他方、日本人は勤勉と言われてきている。
令和の今はユルさもあちこちに出てきているが、
それでも北米や欧州の大勢のワーカー層に比べると、
意識はそうとうまともだと断言していい。
外資と聞くと「優秀!」「自発的!」と思うかもしれないが、
それは世界じゅうに拠点を持つグローバル外資のことであり、
トップ層の側にいる人たちのことである。
その他大勢のローカル海外企業や、
海外進出じたい慣れておらず、
日本が初めての現地法人という外資のケースだと、
どことなく田舎じみている。
それでも、日本を攻め落とすと箔がつくから日本に来るのだ。
田舎じみていても、創業経営陣と、コア業務の上級管理職は極めて優秀だ。
いっぽうでその他大勢のノンコア業務のマネジメント層(実質的にワーカーの親方どまり)や、
その他大勢の平社員ワーカーは、
「イノベーションを起こすポーズを取るには、ワーカーのお尻叩きをするために、対面が必要」
というところまでが本音である。
率直に言うと実力がなくても動けるように、
仕組みが配備されているのだ。
クリエイティビティが要らない職務の場合、
「管理職の言い付けを守って動いてね」
という本音がそこにあるのである。
逆に言うと、
それ相応の立場として経営側に近づくほど、
純粋に実力だけが求められ、
リサーチと分析による洞察が求められる。
イノベーションの本質はリサーチと分析である。
これは雇われを対面にしたところで起こすことはできない。
イノベーションを起こしたという場合、
圧倒的な実績を残したという場合、
そもそも雇われなんてやる意味がない。
現に企画の多くは、
優秀な人を巻き込めば、
リモートでいくらでも出来てしまう。
私がやっている「仕組み化」は、
実績の横展開である。
過去の実績。
統計モデリングによるサービスの新規立ち上げ、
組織ゼロ立ち上げからの成長、
自分の独自サービス立ち上げ、
最大手企業向けマネジメント指南
指南先の高額化と仕組み化、
多岐にわたっている。
どれも対面で過ごしたからといって、
それが成立の要件になることはない。
逆に言えば実力と一次情報をコアに。
リモートで淡々とリサーチと分析をゴリゴリ重ねれば、
出来てしまうことでもある。
そのような高みに、
人も情報もお金も殺到する。
現実解。
データ分析は、
独立心と独自性をもって、
猛勉強を自由にやることで成り立つ。
群れずに猛勉強して、
実績に転換したいならオススメ。
boxcox.net、遠藤武。