究極的には、自由意志とは思い込み。

daily10 お金と実力。

「自由を謳歌する」という表現があるが、

自由意思で決定することは、

思い込みの産物である。

要は自分で決めているように感じさせて、

価値観に刷り込まれているだけということだ。

真面目な人ほど「そんなことはない!」と激怒しそうだが、

人間の思い込みが同調圧力やバイアスを作り、

その上で「なんとなく」意思決定に至ることなど多々ある。

ついうっかり冷蔵庫にモノがあるから食べてしまうことも、

ついなんとなく好みの外見をした人を応援してしまうことも、

すべては思い込みの産物だ。

 

これと真逆であるには、

「今までと異なる道を取る天邪鬼」

になるだけでいい。

要は「これは大多数のパターンだけど、自分は意図的に少数派の道を歩むぞ」と、

腹決めすればいいのだ。

それだけで「なんとなく肯定」ではなく、

「積極的に否定した上での肯定」にシフトし、

物事を分析する入り口に立てる。

 

肯定と否定の両面から、

どちらの可能性も読み取り、

敢えて既存の理解力に危機感を煽りを入れる。

そうすれば物事をバラすことができ、

光の当て方を変えることが可能になる。

 

現実解。

物事をニュートラルに捉え直すことで、

むしろニュートラルの真逆にある、

極論を打ち出せる。

いったん既存の知識を網羅した上で、

それらをへし折る「思い込み」は、

独自性を創る必須科目。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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