IT企業と聞くと、頭が良くて派手に儲かっている印象を受けるかもしれない。
大多数はこぢんまりとしており、ウェブサイトの制作代行や、業務システムの開発代行といった、小さな受託開発の下請けである。
直近において、生成AIの進化でウェブサイト作りのハードルは下がり、業務システムはノーコードツールで作ったり、SaaSで代用できるため、開発するという言葉の意味は完全に揺らいでいる。
3行の意味。
単に「専門学校を出て開発会社のブラックさに嫌気が差し仕方なく起業した」という程度や、
「単なるウェブサイト作りと、さほど喜ばれないコピーライティング作りを掛け算し、数千万円で売り抜く」という程度では、
実力不足がたたったり、ぼったくりだとバレて、お払い箱になりかねない。
インチキ野郎の肩を持つ気などさらさらなく、汚らしい騙しが消えていくことになるのは喜ばしい。
一方、真面目に下請けをやってきた人は、とうとう下請けすらいらなくなってしまう点に注意しておく必要がある。
現実解。
逆に言うと、生成AIやノーコードツールを駆使し、SaaSを調査して組み合わせることが大事。
この場合、小手先ではない、ドメイン知識やリサーチや企画力が重要になってくる。
boxcox.net、遠藤武。