高校や中学レベルの補習を、破壊的にレベルの低い状態で、大学で行うことが「リメディアル教育」の実態。
どうせなら、漫画やアニメやゲームやコンピュータやスマホを駆使して、知識と知恵を得ることの面白さに徹底的に気づかせながら基礎力をつけて、一気に大学レベルまで持ち込んでしまえばいい。
優等生の試験対策に馴染んでいなくとも、カジュアルな読書に始まり、フォーマルな学問の面白さに気づける自由があるほうが面白い。
「所詮このレベルの大学で、学問の自由なぞ語っても無駄だ」
そんな感覚が、教える側にわずかでもあるから「これをプログラムとして実現しよう!」というクリティカルな態度や発想には至らないのが実態なんだよね。