「神経質」の使い道

daily0 本音たち。

神経質だとか心配性なら、場の状況を網羅しつくす側に回ろう。

「攻略本を書く側」と言い換えてもいい。

自分を中心に「よく分からなくて不安」という状況を根本的に変えることが、この目的と効用だ。
これは「他人の成すことはさておき、自分の成すことをさっさと変える」という発想につながる。

不安を抱けるだけの感受性があるあなたは、不安を自律的なエネルギー放出に転化することは、実利のあるストレス解消だ。
ここでつまずく人は、不安を他律的なエネルギー放出(たとえば陰口やねたみ)に浪費し、実利のないストレス解消にふけるだけである。
前者の情報源は読書と体験(芸術や科学や、現場での一次情報)の猛烈なサイクル、後者の情報源はのんべんだらりとした噂話や陳腐なテレビ番組という傾向にある。
前者は神経質さを用いて不安を拭い去るのに対し、後者は神経質なため不安を食らって生きるような事実を、どうかお忘れなく。
遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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