実のところ、データの挙動の基礎さえわかっていれば、Excel関数の延長でプログラミング(例えばPython等)にシフトするのはあまり違和感がない。
・文字列を数える
・四則演算する
・統計処理する
・文字数を数える
・文字列を置換する
・データを並べ替える/読み込む
などなど、上記のような処理を「セル上やファイル上で行う」か「コーディングで行う」か、という違いにすぎない。
自分にとってプログラミングが縁遠いと思っている人は、まず目の前のExcelを「データをどう扱うか?」という目線で徹底的に知り尽くすといい。
「キャッシュフローモデルがExcelで組める」といった成果物やスキルの目線でなく、
「キャッシュフローモデルをどうやったら1クリックだか2クリックで作成できるか?」
「分析をどうやったらどこまで自動化できるか?」
「データはどこからやってきてどこへ流れていくか?」
というように、全体像を定義する目線がカギなんだよね。