統計学(データサイエンス及びAI含む)とFP&Aの間には、権限の崖がある。

三行世界。データ分析ここだけ話。

統計学やデータサイエンスやAIについて技術的に解説する商業執筆や書籍は数多くあるが、

FP&Aの技術ついての同様の執筆は、私を含め数人しかおらず、ほぼ皆無である。

この崖の理由は、FP&Aが扱うデータ分析が「権限に基づく行動管理」であるゆえだ。

 

現実解。

明示的に言い切ると「データ分析だけの人は、権限不足」で終わる。

データ分析は単なる分析技術の話ではなく、商習慣や資本に基づく立場の高さが背景にあり、

その背景を明示せずに含んでいるから、分析技術だけの人は注意しておこう。

技術は、後付けできるから。

 

追記。

「21世紀までは労働だったが、向こう5〜10年のAI発達で労働から余暇に人生がシフトする!」

のようなSNS上の言説は、古代ギリシアの都市国家における自由人と奴隷…という超基礎知識を持つ層が、

その他大勢を煽るマーケティングのために作った、群れさせる言説だと捉えることも可能だ。

AIやデータ分析の恩恵は、このような明示されない基礎知識の格差がひどく出てしまう。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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