統計学(データサイエンス及びAI含む)とFP&Aの間には、崖がある。

三行世界。データ分析ここだけ話。

統計学やデータサイエンスやAIについて技術的に解説する商業執筆や書籍は数多くあるが、

FP&Aの技術ついての同様の執筆は、私を含め数人しかおらず、ほぼ皆無である。

この崖の理由は、FP&Aが扱うデータ分析が「権限に基づく行動管理」であるゆえだ。

 

現実解。

明示的に言い切ると「データ分析だけの人は、権限不足」で終わる。

データ分析は単なる分析技術の話ではなく、商習慣や資本に基づく立場の高さが背景にあり、

その背景を明示せずに含んでいるから、分析技術だけの人は注意しておこう。

技術は、後付けできるから。

 

追記。

「21世紀までは労働だったが、向こう5〜10年のAI発達で労働から余暇に人生がシフトする!」

のようなSNS上の言説は、古代ギリシアの都市国家における自由人と奴隷…という超基礎知識を持つ層が、

その他大勢を煽るマーケティングのために作った、群れさせる言説だと捉えることも可能だ。

AIやデータ分析の恩恵は、このような明示されない基礎知識の格差がひどく出てしまう。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

↑↑↑
詳細は上記リンクを参照
↑↑↑

■遠藤武のやっていること■

・社長向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています。

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて「仕組み化とデータ分析」の見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています。
(2025年2月に60回を超え、同誌における単独連載回数の記録を更新中)

・中央経済社より、今夏に書籍発売を予定しています。

boxcox.netを講読する
タイトルとURLをコピーしました