経営 その82 〜 交渉。

daily1 商い。

・前提となる企画や物事の作り込みに、不足がある
・企画を持ち込む人と持ち込まれる人に、実力差や温度差がある
・自分の力不足や知識不足が、そのまま反映されている
退屈な交渉がたびたび生じるとしたら、
まずこのような「不足」「差」を疑ってみよう。

このときの交渉が、極めて面白くないのは、
無理解や実力不足を押し付けられるためだ。

取引の規模の大小を問わず、良い交渉とは、
ちょっとしたタイミングの調整程度にとどまる。
お互いの理解と実力が同じレベルであるためだ。

退屈な交渉材料が度々出てくる場面とは、
何らかの不満を抱えながら取引することに、
原因があるんだよね。

現実解。
「これだ!」と思える物事や要素だけに注目し、
粛々とチカラをつけて、堂々としていよう。

そうやって、レベルの合わない相手と関わらないだけで、
交渉事は、ちょっとした最終調整のみに持ち込める。

企業の予算や納期のレベルでも、個人の恋愛のレベルでも、
全く同じことが言えてしまうことに注目してみよう。

中途半端な相手であれば、どこかで我慢や無理が生じて、
必要のない交渉や、時としてひどい争いが生じてしまう。
これは人間関係の常だよね。

..遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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