経営 その94 〜 しつこさの扱い方。

daily1 商い。

しつこく食らいつくなら「複数の視点」を持とう。
「ひとつの視点」をさっさと捨てて、次々に変えていけばいい。
しつこさは軸であって、視点を変えない理由付けではない。

現実解。
ただしつこいだけだと、「この人は駄目だ」とみなされて、
それ以上話が先に進まなくなってしまう。

話が進まないならまだしも、人間関係が切れてしまうこともある。

これはしつこさが悪いのではなく、
やり方や前提条件や方向性を一切省みずに繰り返すことが、
「カッコ悪い」とみなされることにある。

要は、何も考えずに自分勝手に騒ぎ立てているだけだ。

ただ単に強引に売り込もうとする営業マンや、
ただ単に強引に締め業務を終わらせようとする事務員が、
「カッコ悪い」存在なのは、ここにある。

営業マンなら、顧客の喜びを第一に考える必要があるし、
事務員なら、快適で円滑なオフィスを第一に考える必要がある。

どうせしつこくするなら、
どうやったら他人が喜ぶかに関してのみ、
徹底してしつこくなったほうがいいんだよね。

これは我を張るだけの一方的な視点だと、
まず成立しないことに注意しよう。

どんなに自分勝手に見えても、
人がついてくるということは、
ちゃんと複数の視点を持っているんだよね。

..遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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