経営 その7 〜 人材と人件費。

daily1 商い。

人材の質の良さは、報酬や待遇の良さにそのまま比例する。

いい加減、この事実を徹底して直視すべきだ。
コストを削る姿勢が悪いとは言わない。
しかし人材を確保する上で、人件費をコストだと誤認してしまうと、痛い目に遭う。

人件費を削ろうとする企業は、新卒就職市場からも転職市場からも、見放されていく。

有能な人ほど、経営者や企業が人件費をケチる意図など簡単に見抜いてしまう。
普通の人にとっても、人件費へのケチりはモチベーションを削ぐ要因だ。
これが積み重なると、やがて残念な人材しか集まらなくなる。

コストが高くついてしまうどころか、最も貴重な時間をムダ遣いすることになるのだ。

長期的な視点から人材を引き入れるときも、
また中短期的に変革をもたらすべく外部のプロに依頼するときも、

その意思決定には、売上や利益を増やすという期待値が込められる。

このとき人件費とは、将来への投資ということだ。

現実解…を超えたダメ押し。
人件費や待遇を、空気を読まずに良くするだけで、
世の中であっという間に目立つことが出来る。
これ以上、人に響く宣伝は無いんだよね。

..遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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