「遠藤さんはマーケターなんですね!」
そう言われることがごくたまにある。
そもそもマーケターという断片機能しか経験していないなら、
組織やプロダクトのグロースハック自体が無理なのだが。
それもそのはず、
ファイナンス(FP&A含む)や統計学やテクノロジーや、
マネジメントとマーケティングや、
複数業界を横断的・俯瞰的に掘り下げられることが、
ここで言っているグロースハックの基本だからである。
グロースハックという表現をやめ、
素直に「マーケター」と名乗る人を見かけたが、
ファイナンスやマネジメントの経験もなく、
数学やテクノロジーにも疎く、
ゼロイチ立ち上げやV字回復も経験がなく、
そして組織の急成長を経験していないなら、
これは身の丈にあった極めて賢明なワードチョイスだと言っていい。
現実解。
きょうびグロースハックの本質を衝くなら、
マーケティングは複数ある材料の、
たった1つの断片に過ぎないと覚えておこう。
むしろマーケティングの外側にある、
人間の本音のほうが成長には大事。
boxcox.net、遠藤武。