仕事のポジションには、
明確な序列がある。
企画職やファイナンスやデータ分析職は、
例外なく上位の立ち位置だ。
SFAで分析しない旧来のセールスや、
若手から営業する昭和型コンサルは、
例外なく下位の立ち位置だ。
このほか更に言うと、
単にコンサルや総合商社や金融大手や広告大手にいる程度では、
雑兵どまりで中位層どまりの可能性がある。
現実解。
ここで言う仕事のポジションとは、
単に権限の有無のことである。
毛並みの良さと頭脳は重要だが、
若手としてその他大勢ポジションを強いられるのは、
いくら毛並みが良くても年功序列で拡張性がない。
90年代末期か2000年代初頭くらいまでにサラリーマンになったならまだしも、
インターンが珍しくなくなり、
データ分析やプログラミングが当たり前になった世代は、
とっくに権限が重要なジョブ型寄りに転換している。
追記。
FP&Aやデータドリブンの仕事は、
文字通り権限に基づくポジションであり、
そこらへんのコンサルよりはるかに格式高いんだよね。
複数部門を横断し、
移籍で複数業界を股にかけて、
全社向けに頭脳プレーするわけだから、
当然と言えば当然だが、
それだけ既存のあり方が揺らいでいるのも事実。
boxcox.net、遠藤武。