少しの違いで大違い。

daily10 お金と実力。

カフェでコーヒーを頼む際の話。

「ミルクとシロップはお使いでしょうか?」

「結構です。」

「承知いたしました!」

…この一連のやりとりは、当たり前の風景だ。

 

他方、

当たり前ができないケースだと、

「ミルクとシロップはお使いでしょうか?」

「結構です。」

「…」(店員さんから何も返答なし)

で止まったり、

ご丁寧にミルクとシロップを渡してくる。

要は、コミュニケーションを理解できないのだ。

こういうときはわざわざ、

「ミルクとシロップはお使いでしょうか?」

「結構です。」

「…」(店員さんから何も返答なし)

(こりゃ通じないな)

「不要です。いりません」

「承知いたしました!」

…のように言い切ってあげないといけない。

ちょっとした差ではあるが、

それだけそのカフェのレベルが低いのである。

 

この小さな差にイラつくのはよくわかるし、

気にしない人が多くいることもよくわかる。

少しの違いが大違いにつながる、典型例だ。

いちど冷静に見つめてみよう。

経営者目線で言えば、

・そもそも採用してはいけないレベルである

・そもそも組織内に仕組みがないレベルである

のどちらかだ。

小さなほころびを放置すると、

大きく破れていく。

靴下の穴を放置するのがダサいのと同じだ。

他方、このような状況を材料にしてしまえば、

プラスに転じられるのである。

実際に店舗が回っていても、

あるいは事務方やBtoB営業でも、

このような穴あき靴下のようなヘナチョコはよく見かける。

だからこそさっさと手を打つのだ。

 

現実解。

改革とは、小さな差を消していくことの積み重ね。

そうすれば大きな差を防げる。

 

追記。

事実に基づいた対策について、

細やかにGoかNoGoを取るか否かの積み重ねに、

その人のセンスがすべて露呈する。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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詳細は上記リンクを参照
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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