誰もこの事実を指摘しないので言ってしまうが、
サラリーマンで激務とされる外銀や外資コンサルは、
「激務とヒエラルキーで特定業界に偏ったクセがつき、効率化のために極端に手を抜いたり、素直な本音ベースで理念を作れなくなる」
という実情がある。
要は、特定の業界での修行僧のごとき激務体験を、
成功体験だと刷り込まれてしまい、
「サラリーマンの内部資料向け下請けパワポ作成仕事=知的生産(反証:経営者同士ではパワポなど不要)」
「事業投資=激務(反証:富裕層が関わる場合は激務ではない)」
かのように、うっかり誤認させられるポジションからまるで進歩がなく停滞するのだ。
現実解。
本当の知的生産は、論文や文献を読んで解きほぐして、
数理モデルを作ったり、史料を分析してペーパーや口頭で論じることだ。
激務で使う仕事は、あくまでこれらを薄めたものでしかない。
追記。
少し頭の回る大学生なら、
学部在学中に既にこの事実を読み取れている。
だからみんな独立したがるのが実情。
boxcox.net、遠藤武。