寄り道で、偶然を味方につける。

daily10 お金と実力。

寄り道することで、

かえって目的が果たせることが多々ある。

偶然を味方につけたと言える。

例えば気まぐれで道を選んだとき、

気まぐれだけでは作れない味のカフェに出くわす。

 

人は合理的に動くと仮定されている。

そのため理路整然と誤る。

これだけじゃ偶然は味方につかない。

限定された状態で意思決定するのはつまらないからだ。

この場合の限定とは、

「自分の立ち位置に応じ、キャパが制限される」

という意味である。

既存のつながりに飽きていたり、

既存の仕事がルーチン化していたり、

知識不足、時間不足、余裕不足があると、

立ち位置が不足する。

横綱相撲が取れないのだ。

大多数はこういう不足があるから、

不測の事態には対応しない。

要は、良いカフェに出くわしても、

味をわざわざ測る意思決定の余裕すらないのだ。

 

この真逆。

好き嫌いをはっきりさせて、

好きにだけ特化する。

実力をつけてポジションを上げ、

嫌いは極力そらす。

これで余裕を持てる。

余裕を用意すれば、

寄り道時間で知識を仕入れられる。

仕入れた知識を時間とお金に転換できる。

シンプルに売上が立つのだ。

不測とは不足を埋める第一歩。

不足を埋めたい好奇心のままに動くからこそ、

サイフォンやハンドドリップや、

豆のローストの具合や、

サンドイッチやお菓子や

お店の接客から、

寄り道で好きを選んだ好循環を味わえる。

感性や知性から理屈づけすれば、

経営を推して知ることもできる。

 

現実解。

偶然を味方につけるには、

嫌いを徹底的に知った上で、

好きなものを主観丸出しで選べば良い。

時に寄り道と直行便が逆転したっていい。

なんとなく寄り道して、

好きなものが見つかるのは、

自分をプラスに持ち上げるフィルタリングをしているからだ。

偶然に見せかけて必然と感じるのは、

実力ありきということ。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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