サラリーマン組織の場合、
同じ組織内でのスキルや仕事の出来不出来は、
はっきり言って批評しあうだけ無駄だ。
移籍や転職が当たり前になり、
組織での活躍と個人の実力が結びつかず、
学問やテクノロジーを背景とした自由な無差別級となった令和の今、
比べる先は「組織の外部」に孤高に点在している、
関連分野のスーパープレイヤーだけでいい。
この理由。
どんなに毛並みのいい組織であっても、
もしサラリーマンであるなら組織の論理が優先され、
構造的な知識不足や知見不足に追い込まれ、
自分の実力に歪みや不足が生じてしまう。
(外資コンサル経験者が、意外にも強権発動であるFP&A領域を主導できないことは、この典型例と言っていい。)
また、サラリーマンが組織内でどうのこうの言い出すのは、
傷の舐め合いに堕してしまう。
強者の選択である独立狙いが老若男女問わず増えた今、
「和して同ぜず」という群れない孤高の存在として淡々と動くほうが、
個人の実力もチームのパフォーマンスも、
プラスに貢献する時代になった。
boxcox.net、遠藤武。