好きなことをやっていて辛くなるのは、レベルが上がったから。

daily10 お金と実力。

「好きなことをやっているのですが、辛いです…」

そのように相談されることが多々あるが、

これはレベルが上がって、

知見不足に追いやられたということである。

 

知見不足の例。

マンガを書くことが好きというなら、

単なるキャラの模写では限界が来る。

デッサンや人間の骨格の把握、

風景や背景のパース取り、

街並みや服飾の理解、

色使いの仕組みを知る…、

など、関連する分野の知見が100%必要になってくる。

それに伴い、

競争に追いやられたりして、

マンガの絵を描くことそのものが、

実はあまり好きではないと判明することだってあるだろう。

 

この体験は、100%正しい。

 

現実解。

これが意味するところは、

「正々堂々と、嫌な思いを無視して、一度は学びなさい」

「それでも嫌なら、思い切って、別ルートを創りなさい」

という天の声である。

愚直に学んで探っていくことでしか、

オリジナリティは浮き彫りにならない。

嫌なら堂々と別ルートを探し、

独自性を浮き彫りにすればいい。

 

追記。

要はこれは守破離ということだ。

どんなプロであっても、

本音がないロジック踏襲だけでは、

旧体制の保守要員どまり。

一定レベルを超えたら、

独自ルートを創るための、

模範解答がない抜き打ちテストがやってくる。

 

追記の追記。

この対策は、異分野から愚直に学ぶことで可能。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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