既存の文章でも動画でも情報商材でもなんでもいいが、
やたら崇拝されて同調圧力のあるものごとは、
そこに本音が出ない誘導尋問である。
誘導尋問ゆえに、
不便を強いられていても、
誰も何も言わない。
要はそれだけ甘く、
浅さが放置されているのである。
実のところ、
このような浅さによる不便を、
知識と情報で解消し上位互換すれば、
簡単に勝ちにいけてしまう。
まっとうなブティック系コンサル会社が伸びていたり、
あるいはそもそもまっとうでない怪しい情報商材が伸びているのは、
不便を強いられた記憶がそこにあるためだ。
前者は既存のコンサルのコストが過度に高い(=グローバルブランド名称の使用料が高い)という浅さがあり、
後者はサラリーマン制度に飽きたという浅さがある。
とはいえ、これもまだまだ断片であり、
いくらでも本音など出せるし、
浅さなどあちこちでいくらでも確認できる。
現に、私は統計モデリング構築を通じ、
競合他社のサービスを下位互換に追い込む形で、
浅さを突く展開をしたことがある。
この根本は、論文や専門書などを用いて、
既存の知識を引用・応用して実装したのみであり、
既存の知見の浅さと甘さを、
丁寧に埋めて行っただけである。
アカデミックスキルとして当たり前のことをしただけだった。
ビジネスに限れば、
ベンチマーク先を用意し、
その上で基礎に立ち返ったり、
異業種や異分野の便利な発想を取り入れたり、
シンプル化したりすればいい。
そうやってTTP(徹底的にパクる)を果たし、
その結果としてパクりを桁違いに超越し、
ローンチから急成長にこぎつけた物事など、
実は数多く存在する。
現実解。
リモートワークで使うチャットツールなんかも、
こういった変遷を経ている事実がある。
既存の浅さを深掘りすれば、
わざわざノコノコと新規事業に足を踏み入れずとも、
勝てるチャンスなどあちこちに無数にある。
boxcox.net、遠藤武。