「副業禁止なら、その企業に理由公表を命ずることもある」
という話題について、
多くの人が騒いでいる様子だ。
「本業だけで生活できるようにしろ!」
のように今更いちいち騒ぐのは、
事実を直視していなかった人が、
単に群れてビビっているだけである。
実際には2つしか論点がなく、
・そもそも、高待遇の新興企業ほど、副業しやすい。
・どんな斜陽業界でも、独自性を武器に高待遇を出す企業は、積極的に副業する必要などない。
という事実だけだ。
今回の言い方は巧妙にオブラートに包んでいるが、
この本音は、
「人を大事にしない企業は、市場から撤退してください」
「働く側も、そのような企業にしがみつかないでください」
というメッセージなのである。
この本音に素直に反応してビビることは、正しい。
ビビるというのは、
本能レベルで「ヤバい!」と、
ついつい抱く危機感だから。
だからこそ、
わざと本能の真逆を取り、
勇気を振り絞ってはみ出せばいい。
都合よく群れている人に、
そもそも守るべきものなんてない。
ダラダラと半端に群れているだけだと、
古今東西必ず嫌な思いを強いられる。
だったら思い切って、
副業でも本業強化でもなんでもいいから、
群れから追放されるのを覚悟で、
できる範囲から突出しちゃえば?
現実解。
副業も本業も、
堂々と自分の土俵や舞台を作り、
突出して活躍するまでが本来の筋書きだ。
誰かが作ったシナリオに乗っかることでは断じてない。
勇気を振り絞ることのメリットがこれね。
この逆のデメリットなんて、
群れから怒られるくらいしかないのだから、
そこに退屈を抱くなら、
計画的に飛び出しちゃえ。
boxcox.net、遠藤武。