口下手で実力が出ない悩み。

daily11 スモール分析。

「私は喋りがヘタクソで、実力を出しきることができないことに悩んでいます。典型的な口下手ということです。どうしたらいいでしょうか?」

 

こういう場合、順序を逆にしてみましょう。

「実力がヘタクソで、喋りに出しきることができない」という可能性を疑います。

実力をつければ自ずと目立ちます。

人から「欲しい!」「ぜひお願いします!」と継続的に言われることが、実力のあることだとしましょう。

そういう場合、わざわざ言葉数ばかり増やすとか、口先だけで語る必要は一切ありません。

なぜなら、実力を示すエピソードに物語らせるほうが、全てにおいて手っ取り早く、一発で納得してもらえるからです。

例外を挙げるなら、特定分野に詳しいギーク(オタク)には、喋りが壊滅的にヘタクソなケースがありますが、自分の専門分野や興味関心には実力があるゆえに弁が立ちます。

実力があり脳裏に浮かぶ物事の解像度を、自在に言葉で上げ下げすれば、自ずと他者には伝わります。自分の認識の誤解を解けば、自ずと他の分野でも上手く喋れるはずです。

とはいえ、これは例外的なケースです。

まずは、自分の実力があるかないか、口先の言葉だけで言い訳していないかを疑うほうが、手っ取り早いと認識するとよいのではないでしょうか。

その際も無理に実力をつけるより、確実に勝てそうなところから手をつけていくことが、鉄則です。

 

現実解。

実力をつけることに徹底し、口下手の悩みなど早々に包み込んでしまうほうが、かえって口下手を逸らすことができる。

boxcox.net、遠藤武。

 

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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