社会貢献も世界平和も、価値観として大事なものであることには異論はない。
問題は、社会貢献や世界平和という美辞麗句を並び立てて、本業の成長がおろそかになることである。
本業を通じて成長し、その過程で社会貢献し、世界平和に一歩でも近づくなら納得できるが、
小粒なまま成長もせず、小規模に甘んじる状態で、わざわざ大声で言い出すことではない。
社会貢献や世界平和ばかりを言い出して自分に酔う人も、
社会貢献や世界平和に駆り立てるビジネスモデルの小粒なサル山の大将も、
どちらも等しく実力不足だと覚えておこう。
現実解。
成長しつづけている人は、わざわざ美辞麗句や甘言で塗り固めることなどしない。
そもそも成長しつづける強者しか、世の中に貢献できないと知っているからである。
理屈を並び立てて群れさせ「やってる感」を出すには、社会貢献や世界平和は格好の甘言だ。
本当に大願を果たしたいなら、つべこべ言わず、群れずにさっさと実力をつけろ。
boxcox.net、遠藤武。