睡眠に際して、安眠が最優先であり、
悩みや理屈はいっさい持ち込まないようにする。
「できるだけ」持ち込まないのではなく、
「いっさい」持ち込まないことが重要だ。
そもそもだが、
睡眠をすべての中心に据えて、
行動を決めていくほうが理にかなっている。
パワーナップという昼寝が知れ渡って久しいのは、
眠気が残るままでは、思考も行動もできないためだ。
思考も行動に不足があるなら、それは何もできない実力不足だ。
自分の実力不足で失敗したなら「しょうがないや」で済ませられるかもしれないが、
本当は実力があるのにもかかわらず発揮できず、
実力があるのに実力不足と同じに追い込まれたなら、
しょうがないでは済まないくらいの悔しさが残る。
それどころか、一言では終わらせられず、無念しか残らないことになる。
たった1日の睡眠不足で、すべての予定が狂ってしまい、
本来発揮できたはずの実力が出せないのであれば、
泣くに泣けないことは、想像に難くない。
大事なプレゼンや舞台や演奏会の本番も、
大事な商談や面接やデートの日程も、
幸せな気分での安眠があるからこそ、
前向きに淡々と過ごせるのである。
現実解。
夜寝る前や、眠いとき、いちいち悩みに悩んでも解決しようがない。
さっさと「ふて寝」してしまうほど、ふてぶてしいくらいでちょうどいい。
「悩む気持ちはわかるけど、その悩み方で物事は解決するの?自意識過剰じゃない?」
と自分に声かけをしてみよう。
具体的に悩みを紙などに書き出すと、スッキリする。
その上で、寝て起きてから準備すればいい。
追記。
どうしても懸念が残るなら、やりすぎない程度に今すぐ準備して、その上で寝てもいい。
少しでも安眠に近づく工夫が第一。
boxcox.net、遠藤武。