「10万円〜100万円の情報商材の広告が、SNSで目立つのは何故ですか?」
「断片売り」「ノウハウがない人向け」ゆえに、
情報商材をギリギリ買える価格を攻めており、
それがSNSで手っ取り早く売りやすいためだ。
断言してよいが、
「断片売り」ではない「トータル売り」サービスは、
広告やウェブメディアには現れてこない。
サービスをトータル売りすると、
自ずと資本主義ど真ん中を突き、
必要な実力が桁違いに上がって、
粗利と顧客満足度とLTVが向上し、
そもそも広告が不要になってしまう。
腕利きの医師や弁護士も、
毛並みの良い投資銀行や外資コンサルも、
紹介・リピート・継続で埋め尽くされるのと同じである。
この場合の1契約ごとの単価は、低くて数百万円、高くて数億円であり、
1契約取れるだけでインパクトが大きく、
時間の切り売りも不要である。
実力が一定以上でないと成り立たないジャンルでもあるが。
いっぽう「断片売り」は、
実力がそこそこの場合に理にかなった戦術であり、
年間契約がそもそも厳しい場合、
10万円から最大で100万円ちょうどくらいで、
コンテンツやサービスをコツコツ売るのである。
10万円や100万円ポッキリなら、
少しお金のあるサラリーマンでも出せる。
かつ、マス向け広告が届きやすい多数派であるため、
広告をかける投資対効果が明確にあるのだ。
現実解。
「断片売り」と「トータル売り」のどちらが良いかは、
買い手の立場に応じて全く異なる。
そもそもが完全に住み分けており、
お互いが交わることはないと覚えておこう。
売り手・作り手としては、
どちらか勝ちやすい方に特化すればよい。
boxcox.net、遠藤武。