99%の人が感じ取れない要素を、
社会的地位が高い人ほど感じ取っている。
人の痛みがよくわかり、
人を理屈抜きに支援してレベルアップを助ける人は、
ありえないほど機微を見逃さないのだ。
だからこそありがたがられ、
自ずと社会的地位の高さがついてくる。
名経営者やカリスマがどんなに厳しいことを言っても、
最後に人がついてくるのは、
見るべき物事を見て周りを慮っているからである。
だからこそ、実は人知れずイライラしていたり、
人知れず怒りや悲しみを抱いたりすることなど、
日常茶飯事だと言ってよい。
無論、そのような素振りは普段は表には一切出さないのだが。
これを逆から捉え直すと、
社会的地位の低い人ほどふんぞり返っている。
人の痛みには無神経で、
人に理屈通りの売り言葉に買い言葉をなげかけるのは、
当たり前のように機微を見逃すのだ。
だからこそ当たり前のように、
自ずと地位が低いままなのである。
現実解。
地位の低さが嫌なら、
主語を抜きにして、痛みに寄り添うしかない。
その他大勢に限って、
もらいが少ないと無神経な文句を繰り返し、
マイナスばかりを残して、
機微を見逃さない人から嫌われる。
そうではなく、
自分の痛みにも、人の痛みにも、
どんなに小さかろうと徹底して寄り添って、
宇宙の片隅に、少しでも良くなるようGiveを残すのだ。
それだけで地位の高い人の目にとまる確率が上がる。
ふて腐れず、物事が0.1mmも前進するように立ち居振る舞う人を、
地位の高い人は文字通り機微を見逃さない。
そうやってプラスの感性をGiveしあうから、
実力も地位も向上すると覚えておこう。
いざ地位が高く実力のある人に声をかけてもらったとき、
感性がマッチすると、信用される確率が上がる。
boxcox.net、遠藤武。