英語力があるから自由なのではなく、強いから自由なのである。

daily11 スモール分析。

「英語ができるようになって、海外の自由な文化でのびのび過ごしたいです!」

残念ながらこれは思い込みだ。

英語力があるから自由なのではない。

もう少し事実を適切に知ろう。

 

英語圏のほうが、高校生のPromやスクールカーストが日本のそれより強く、

また大学以降のサラリーマン生活やレイオフ(クビ切り)などがあり、

自由に過ごせると言い難い要素が多い。

一般的に海外は、日本の地方と同じくらい同調圧力が強いと思っておくとよい。

 

とはいえ、一般的な物事には、必ず例外がある。

外資企業の日本法人で経営側ポジションを経験したり、

ファイナンスや数学や統計学を研究やビジネスで使いこなす分野を経験しておくことで、

英語と数学の両方を使いこなせる強者になってしまうのだ。

そうすれば日本でもあっさり強者の側に立てる上に、世界レベルの知見も日本にいながら得られてしまう。

 

自分の場合、英語と数学を軸にしたサラリーマンのキャリアを想定したのは、

「嫌になったらその組織を離れても、また外資で仕事が見つかる!そして知見を高め放題!しかも同調圧力なし!」

という実情を、先回りして知っていたからだ。

日本でレアキャラになりながらも、知見と年収が高まり、

結果として独立してからも類を見ないポジショニングを築き続けている。

 

現実解。

英語が使える程度では自由になれない。強者だから、自由に過ごせるのである。

語学や海外文化程度に親しむ程度では、その他大勢まっしぐらだと覚えておこう。

逆に言うと、その他大勢ではないレアリティを身につけるには、語学と数学を活用して組織で有利に動くことが手っ取り早い。

これは海外文化は決して教えてくれないけど、どの文化でも重要な事実だ。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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