データ分析で解決できない物事や場面が、
レアケースながらも確かに存在する。
極端に突出した実力の高さで、
前例のないことに取り組むことが当てはまる。
現実解。
新技術の発見、一定規模を超えり金融取引、大掛かりな企業買収が、例として挙げられる。
特に国際送金や企業の売買は、規模が大きいと前例なしor極端に少ないため、
「外れ値」となってしまい、類比できるデータがなくなる。
とすると、その裏にある思惑や本音といった品質面・定性面の要件を捕まえることが先だ。
追記。
自分は外資企業の日本法人をゼロ立ち上げしたが、
本来なら極めてハードルの高い超高額の国際送金が、
あっさりと完了してしまうことなどザラだった。
これは創業者が突出して資産を持っていたから実現したことである。
金額データだけだと「ありえない!まるでバグだ!」となってしまうが、
落ち着いて定性的に捉えると、金融機関が大口のお得意様向けに動いただけの話だ。
追記の追記。
明らかに常識的な直感に反するが、
一度事実をありのまま見るだけでいい。
データ分析だけではどうにもならないとき、
直感に反することを念頭に置こう。
boxcox.net、遠藤武。