起業と「逆年功序列」の話。

daily11 スモール分析。

「起業は逆年功序列の要素があり、若くないなら成長しづらい」

そのように述べるベンチャーキャピタリストがいるが、これはある意味で本質を突いている。

今までのクセや常識や合理性にほだされると、経営者として成長できないためだ。

このベンチャーキャピタリストからすれば「こりゃ自分の投資対象にならんな」というメッセージを出している構図だ。

特定の投資家による投資の可否で、経営やプロダクトの全てが決まるとは一切思わないが、

年齢が上がれば、大して実績もないくせに無駄に頑固になりやすいことは、直感通りだろう。

実際のところ、スタッフを雇えないレベルで売れずに悩む零細経営者は、

自分のクセを見ない変えない現状維持でお茶を濁してしまい、

的確なアドバイスを受けてもビビって実行せず、素直さがないケースが極めて多い。

これは起業に限らず、経営者全般に言えることでもある。

 

現実解。

年齢が低いほど素直というのは、単に知識不足だからに過ぎない。

10代であっても、偏った知識で誤解したまま老害になるケースも多々ある。

逆から考えれば、素直に勝ちパターンを踏襲できれば勝てることは多い。

素直であれば、その瞬間が常に一番若いということだ。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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