「外資系企業出身」を振りかざして威嚇する人は多いが、
外資はポジションによって全く意味が異なると知っておこう。
イメージしやすい「いかにも外資」な分野は、
金融のIBD・PEなどの投資銀行の激務花形業務、
コンサルティングファームやM&AアドバイザリーやFASといった専門職、
リサーチアナリスト・エコノミスト・データアナリストなどの分析職、
プログラマやエンジニアなどの技術職、
プレイヤーが少ないが実は各社にあるFP&Aという戦略職、
目立つものの配備する会社が限られるマーケティング職だ。
このほか重要ポジションとして、製造業で生産計画や需要予測(時に原価管理)を行うSCM職を加えていい。
これらは重要なポジションだが、全体で見ると少数派である。
現実解。
「外資出身」と言い出す場合、このうちどの部門にいたかを把握しておこう。
上記部門以外の場合、マネージャーポジションだったかを具体的に捉える必要があると思っておこう。
要は、具体的にポジションと専門分野を答えられる人だけを信用すればよい。
追記。
上記以外は、弾数の多い営業マンやカスタマーセンターか、戦略性の薄いバックオフィスである。
その他大勢として漫然と過ごしたか、
少数派のポジションについたか、
昇進して更に少数派のマネージャーポジションに就いたか、
行動と成果の分かれ目が如実に現れる。
追記の追記。
FP&Aはどこの外資にもあるので、実は狙い目。
boxcox.net、遠藤武。