集客と営業の基本は「サクセスと勝ちパターンを用意した上で、集めて切ること」である。
これは既に多くの実力者や成功者が述べていることだが、
その相手が自分が提供できるサクセスと関係ない場合や、
その相手が自分の勝ちパターンにマッチしない場合は、
悪女のようにさっさとバッサリ切る必要がある。
根本的なことをあけすけに言うと、
サクセスにも勝ちパターンにもマッチしない人は、見込み客や紹介者ですらなく、
その瞬間は、集客でも営業でもない時間の浪費だ。
塩対応していいし、なんなら雑談すら拒否していい。
そもそも、理解できない人にわざわざ自分の特技を披露すること自体が、害悪だ。
「そんなの失礼だ!非常識極まりない!」と思うかもしれないが、
失礼を承知で徹底して眺めてみよう。
まずあなたは「面白い!」とか「すごい!」という関心を集める必要など一切なく、
「欲しい!」か「あなたに見込み客をぜひ紹介します!」の2つに特化するだけでいい。
集客と営業の本質はこれしかない。それ以外は全て時間の無駄だ。
また、サクセスや勝ちパターンという価値が定義されている時点で、
上位1%の特別な存在なのだから、その他大勢から畏怖される側なのだ。
不用意にその他大勢に事実を告げてしまうと、その他大勢が傷つく可能性が大いにある。
あるいは、自分の格式やセルフイメージを傷つけることもある(これはなんとしても避けたい)。
もしサクセスや勝ちパターンをこれから定義するにしても、
嫌なことや話題を額面通り受けとっている時点で、人生の無駄遣いである。
ということは、神様や天使が身分を偽って下界に出るような、
まるでフィクションのようなスタンスがちょうど良いのである。
少なくとも才気あふれる人は、無名のころからそのように過ごしていることが多い。
不用意に誰彼構わず話すことが苦手というケースもあるが、
そのような人は実は才能が隠れている。
現実解。
あなたが独立している場合でもサラリーマンでも、
「くだらない」と直感した会話には、真面目に参加しなくていい。
集客と営業のコツは、「くだらない」をバッサリ切って、
勝ちパターンの横展開だけに特化していくことにあるためだ。
追記。
聞き役になることは基本だが、かわいげも見込みもない人からくだらない話しを聞く必要はない。
そもそもその他大勢は、本も読まず学力も低く、頭を使っていない。
このような人の言動は、率直に申し上げると、やることなすこと全て反面教師だ。
論理でも情念でも、全て反面教師の真逆が正解であり、関わる必要はない。
「くだらない」や「ダサい」が読み取れるのは、あなたが「すばらしい」からであり、
「ああ、この人はこれ以上成長できないから、必死になって『絶対に俺のようになるなよ』と言外の意を命がけで語ってくれているんだな。」
と思っておけば事足りる。
頭が悪い武勇伝も、健康を害した話も、その人が凡人であれば、すべて真逆を取ればいい。
ダサい人は、テレビの企画のように「絶対に真面目に関わってはいけないシリーズ」の演者だと解釈しておこう。
内心の自由を行使しながら、楽しくもさっさと去っていく立ち居振る舞いは、妄想と行動で成長する人の義務であり権利だ。
このように、あなたが本を読んで行動してひとかどの人物へと上がるなら、
真面目に参加する必要のない物事は完全放置プレイで困らない。
そのぶん、こんこんと湧き出る妄想を読み取り、
本を多読乱読し、凡人の真逆を取り、自分を依怙贔屓してくれる実力者とだけ関われば、
全てが「すばらしい」で回り出すことになるのだから。
追記の追記。
そもそも勝ちパターンやサクセスがあり成長している限り、
ビジネスとして関わる必要のない人は必ず出てくるし、関わる人は常に入れ替わる。
「こりゃアカン!」と思ってバッサリ切ることは、ものすごく直感に反するけれど、
実は成長の証だから堂々とバッサリ切っていい。
boxcox.net、遠藤武。