昇進と移籍・転職の掛け算を、外資企業で実現していくポイント。

daily11 スモール分析。

外資企業のサラリーマンには、移籍・転職を重ね、昇進していく人が目立つ。

明らかなサクセスストーリーだが、単に外資企業にいるだけでは起こらない。

これをちゃんと起こすには、

・FP&Aやマネジメント経験や急成長リードなど、付加価値の高い経験を得る

・その上で、経験を高値・高ポジションで買ってくれる需要のある組織に移る

というポイントを意識しておこう。

 

どんなイメージを持つかはさておき、

外資事業会社(=コンサルティング会社や投資銀行ではない一般的な会社組織)は、

単に長くいただけでは昇進しづらいと言われている。

これは事実だ。

というのも、人員計画が予算で決まっていて、昇進後のポストがない。

また、空きポストが生じた場合、内部昇進ではなく、

外部の経験者でチカラのある人を呼び寄せるほうが、市場構造から言って手っ取り早い。

となると、単に昇進をひとつの事業会社内で狙うには、時間がかかってしまうことがある。

ゆえに、チャンスがあればみんな移籍していくのだ。

「外資企業を一度経験すれば、そのポジション(職種)や業界内で生きていける」

とはよく言ったものであり、これは当たっている。

ジョブ型採用の極みだと言っていい。

かつその上で、多様性がある人材を欲しているところまでが事実だ。

この多様性には、職歴だけでなく、学歴や研究歴、日系企業の経験など、さまざまな要素が入り込む。

 

現実解。

外資の事業会社は、ポジションで仕事をすることが全てである。

その場合、FP&Aはどの企業にもある重要ポジションのため最も有利であり、

その次は、売上を担うマーケティングが(ない組織も多くニッチなものの)超有利だ。

 

追記。

それ以外のポジションは、ぶっちゃけると昇進しづらいのと、転職のメリットが出せない。

 

追記の追記。

重要ポジションの知見がないとか、スキル不足の分際で、

偉い人が据えられている外資企業は、避けておこう。

情実任用のようなお友達人事がまかり通っていたり、

人事権のある人が相当無能の場合がある。

これは腐敗しているか、

あるいは買収される直前など、

まともに機能していない可能性が高い。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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