勝ちを掴みにいくファーストキャリアの選び方。

daily11 スモール分析。

就活や専門分野など、ファーストキャリアを選ぶ軸は、2つある。

「本当にやりたい勝てる分野」を選ぶか、

「就活のネームバリューで勝ちに行く」を選ぶかだ。

 

あなたにとって情熱を注げて、確実に勝ちに行けて、

かつ学問や知性に照らし格式高い分野が見つかっているなら、

迷わずその分野をファーストキャリアに選ぶといい。

情熱と格式と知性は決してお金では買えないが、

情熱と格式と知性を使って規模とお金を呼び込むことはファーストキャリアとその先で容易い。

これは、超ニッチな少数派向けの発想だ。

 

逆に、情熱がそこまでなく、

格式の高い分野も見つかっていないなら、

自分が内定を取れる最上位ランクの企業のコアポジション(総合職)をファーストキャリアにして勝ちに行くといい。

半端な情熱など飛び越えたネームバリューからお金と格式を得られるし、

そのファーストキャリアが後付けで間接的に格式と情熱とお金を呼び込んでくれる可能性が高まる。

これは、多数派向けの発想だ。

 

現実解。

これら2つのどちらかで迷った場合は「多数派向け」一択だと伝えておこう。

迷う時点で、少数派の道を歩むと勝てないし、勝てそうな分野はとても限られる。

今の世の中は独立したがりが多く、格式の価値がかえって急騰している。

 

追記。

独立する場合、楽に勝てるようにレベルを下げることなど多々あるため、先にレベルが高く半端者でない格式を取りに行くということだ。

 

追記の追記。

例えば、「もともと教育に興味があって教育産業を選んだが、内定者懇親会の食事があまりにもショボかったために、

情熱どころか興味もない最大手日系金融機関を選んだ…」と、とある成功者が書いていた。

ファーストキャリアをそう選ぶと、勝つためにレベルを下げた分野を選ぶ際、後々強くプラスに響いてくる。

この逆で、ピカピカの学歴がある割に、ファーストキャリアでやりたいことの出来るベンチャー(というていの学問も知性も格式も規模もない中小企業)を選び、

そこから別なベンチャーに転職し昇進して執行役員になったは良いものの、そのあと独立して小粒どまり…というケースはよく見かける。

圧倒的に勝つためにレベルを下げるという発想がなく、格式や知性も活用できないためだ。

ファーストキャリアの影響は、良くも悪くも後に残ると覚えておこう。

 

更に追記。

私の場合はというと、幼少期の近しい大人に文芸・美術・音楽・電気電子・プログラミング・土木工学に強い人がいたため、それらを包み込む分野や共通する分野についつい情熱を注いでいた。

格式の高い低いや、実績を出す人・出さない人の特性も、小学生から高校生くらいまででついつい見えてしまっており、周りの圧倒的多数と話が噛み合わなかった。

だからこそ、そのスキを突き、情熱を注げて確実に勝ちにいける分野が定まった。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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