キャリアづくりは、実は繊細。

daily11 スモール分析。

ひとつの会社に長居せず、移籍や転職を重ねたり、独立するという成長が目立っている。

うまくいけばリターンが大きいが、これはそもそもが少数派であると知っておこう。

というのも、転職や移籍や独立は実は繊細なところがあり「独自性の作り手になること」が本質だからだ。

 

この場合、作り手とはどういう意味か。

・商品・サービス・事業・組織の作り手(経営者)

・コンテンツの作り手(作家・美術家・音楽家・研究者)

・上記のうち独自性があり継続的に成長できる立場であること

が該当する。

単に転職ブームだからといって果たせることではない、常に細やかな視点が求められる。

 

これはストレートに言うと、

「単に誰でもできる転職や独立だけでは、蛮勇で独自性がない」

「臆病な人が、臆病さを受容して行動したほうが、かえって独自性が生まれる」

という意味である。

このような限界が見えてきたのが、SNS、動画配信、独立ブームで、

行き詰まってしまう実情だと言っていい。

 

現実解。

繊細なものを、繊細なまま受け取ろう。

変に単純化しすぎている物事は、押し売りの可能性が高い。

どうせやるなら、繊細で臆病なまま勝てたり愛してもらえることを、

ひたすらまっすぐやっていい。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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