よく「〇〇流仕事術」というものを目にする。
この本質は、快適にヒト・モノ・お金・情報・時間を使うことにあるが、
そのためにサラリーマン向けなのか、経営者向けなのかをはっきりさせておくといい。
例えば「外資戦略コンサルが教える仕事術」を、そのまま経営者向けに落とし込もうとすると、フィットせず失敗する。
そもそも戦略コンサル自体が多忙に稼働させられるサラリーマンであり、プロジェクトごとに2〜3ヶ月の間だけ、同じく多忙なサラリーマンの経営者の相手をする。
大規模小規模を問わないが、創業経営者のような時間の自由はない。
言うまでもないが、今経営者である人や、これから独立したい人にとって、サラリーマン向けの仕事術が役立つとは限らないことも同じである。
現実解。
すべての手法には、ターゲットがある。
追記。
ただし、アカデミックスキルはどちらの観点からも活かせる。
boxcox.net、遠藤武。