「身の丈に合わないお金」は、全て金銭トラブルと見なしていい。

daily13 事実の直視。

FP&Aと統計学の双方を扱う立場として言ってしまおう。

「身の丈に合わない規模のお金」は、すべて金銭トラブルである。

 

めちゃくちゃ稼いだ人で、いきなりチヤホヤされ、いきなり貧乏になって消えていくケースがある。

その理由は、その人の価値観を超えた金額が一気に入って来たがために、判断と決断のリテラシーが追いつかなくなってしまうためだ。

金銭トラブルの本質は、それ以上でもそれ以下でもないのである。

 

これだと身近ではないかもしれないので、

格式も知能も信用も低い割に、扱えるお金の規模がまあまあ大きいケースもある(水商売がその典型だ)。

普通の仕事しかしていない割に、もらっている給与だけやたら高いケースもある(縁故採用がその典型だ)。

これらはそもそも、実力に見合っていないため、金銭トラブルそのものである。

どこかで争いの火種になると見なしておくといい。

友達関係であれば、その友達とは関係が切れることを覚悟するしかない。

ビジネス関係であれば、その取引先とは関係が切れることを覚悟するしかない。

 

現実解。

逆に言えば、価値観にマッチして判断と決断が追いつくなら、特に困ることはない。

ファイナンスに関わったことがあると、数百億円単位が中規模、数千億円単位が普通レベル…、といった価値観のケースが多々あるが、それはちゃんとリテラシーに裏付けされているためだ。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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