「なんで遠藤さんは執筆のネタが尽きないのですか?やっぱり経験ですか?」
そのように聞かれることがあるが、これは経験でもカンでもない。
ひとつのことを掘り下げ、分解し、組み上げているだけだ。
過去に同じようなアイディアやネタがあっても、
現在の時間軸で書けば見解が変わってくる。
ネタ被りを気にせず分析的に書いた方が、
「ならでは」が出せる。
これは絶えずアップデートしていく発想であり、
ちょっとした違いに着目していくことで、
大きな違いをつくることができるのだ。
同じFP&Aの話題でも、
既存の管理会計ツールの話をすることもできるし、
統計学と組み合わせることもできるし、
生成AIの使い方の話題も可能だ。
シンプルな技術に特化すると、
Excelのモデリングの話題もできるし、
スライドのテンプレートについて描写することもできる。
スライド内に書く洞察コメントについて手法を作ることも可能だ。
また、コメントを「ToDo」としてとらえれば、
財務諸表と紐付けたToDoの作り方にも行き着く。
現実解。
同じ話題でも、解きほぐしていけば、
あらゆる方向にアップデートが可能であり、
いくらでもアイディアを出して洞察していけるのだ。
追記。
特に行動のハードルを下げるとき、
こうやって探索的に解きほぐし、
「これならいける!」を打ち出すことが多々ある。
ボックスコックスネット、遠藤武。