なんでも自分でやろうとする人がいる。
だいたいの場合うまくいかないのだが、
その理由は単に勝ちパターンがないとか、
切羽詰まって判断をミスするとか、
プロなら絶対しない失敗がポロポロ出るためだ。
仮に経営者であるなら、
自分ひとりでできることなど限界がある。
年売上高3〜5億円で自分で見ることがしんどくなってくる。
だからこそ人に任せることが必要なのだ。
予備校や大学に通うのと同じである。
もちろん自分ひとりで結果を出せるケースもあるが、
それは文献が読めるよう訓練を積んで知識もある上位1%のプロの競技種目である。
プロであるならミスがないか激減できるよう、練習する。
アマチュアは1回だけ成功することを夢見て練習し、成功回数ゼロ回に心底苦悩する。
ちゃんとミスなくやることはプロ芸なのだから、
プロに教えを乞うて時間を買うことは正しい。
現実解。
しんどさが続いたり、業績が頭打ちする経営者は、
ミスの多さに気づけないケースが激増する。
音楽やスポーツもだが、プロの知恵は常に尊い。
ボックスコックスネット、遠藤武。
