常々話している内容だが、
ビジネスでデータ分析が役立つのは、
年売上高10億円くらいからである。
それ未満の場合は、
粗々でToDo管理や売上管理をやるだけでいい。
なぜ粗々かというと、
ToDo管理自体が基礎不足で成り立たず、
無行動や無駄行動が増える可能性があるためだ。
KPIを用いるどころか、目標を定めたToDoができないのである。
これにショックを受けるかもしれないが、
まずは事実をまるごと飲み込んで受け入れよう。
単に計画を作って行動できないのは、
いままで大企業経験やリーダー経験がなく、
ほか受験勉強や入試や資格試験がなく、
あるいは部活の厳しい経験がない場合、
そもそも経験がないだけなのだという事実がある。
これを嘆いても仕方ない。
ゆえに、社内で粗々でもいいから、
ToDoを1つだけ作って回すのだ。
実は、価値あるToDoを1つ作って回すと、
ほかの仕事にもプラスが出る。
その構造を生かすのだ。
構造を生かしたもの勝ち。
そのために行動したもの勝ち。
高度なことはいらない。
シンプルにできることからやっていく。
勝ちを愚直に拾い集める。
たったそれだけでいい。
現実解。
一定規模未満の場合、愚直にやろうとして、
ついつい熱が強くなり、誰もついてこないケースが起こります。
その場合、言っている内容が正論のわりに退屈なんです。
勇気を持って、面白くシンプルにしましょう。
それが難しい場合、時間を買う覚悟で、プロと一緒にやるのも手です。
最終的に本音で行動したもん勝ちだから、
ちゃんと勝ちパターンを横展開しましょう。
ボックスコックスネット、遠藤武。
