リスキーな発想。

daily15 審美眼。

「これってこう考えるのが当たり前だよね!」

と思い込んでしまうことが、

実は最もリスキーである。

 

これは2つの意味でリスキーであり、

・当たり前の物事に、囚われる

・そもそも何が当たり前や基礎だか分からないのに、当たり前や非常識を振りかざす

という切り分けができる。

 

前者は単なる「常識人というだけ」だから、よくある話だろう。

あまり多くを語る必要はない。

 

後者は「基礎不足」と「常識」と「非常識」が混ざってしまうから、タチが悪い。

「『常識を疑え』と連呼しているけど、この人は基礎不足なのに何を言ってるの…」

とツッコミたくなるドンマイなケースがこれだ。

 

わたしはこのような不器用な人は嫌いではない。

だからこそ声を大にして言い切ろう。

一定の基礎がある中で常識を疑えると、

その場で別次元の成長が始まる。

基礎とは、義務教育レベルの知識で十分だ。

基礎の目安は、公立高校受験の入試問題で8割正答できるレベルである。

5科目全部のハードルが高いなら、まず社会か国国語のどちらかで、

8割正答出来るくらいの知識をつけるといい。

普段の語彙力や文章力が、その場でレベルアップする。

どのような理屈で世の中が動いているかがわかる。

よくある話だが、当たり前だと思っていたことが、

実は基礎知識に照らし「当たり前ではなかった」とアップデートすることなど、多々ある。

 

現実解。

アップデートする瞬間は、スカッとするから、出来るだけ早くに経験しておくといい。

リスクから解放される爽快感だもの。

 

追記。

基礎知識がある上で、ちゃんと疑える場合、それは人類や科学の発展に貢献できる。

プラスの意味で、スカッとするどころの話ではない。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・社長向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています。

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて「仕組み化とデータ分析」の見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています。
(2025年7月に70回を超え、同誌における単独連載回数の記録を更新中。書籍発売予定)

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