ビジネス交流会の非常識な活用法。

daily15 審美眼。

ウェブを調べると、ビジネスコミュニティやビジネス交流会が大小無数にある。

率直に申し上げて、これらの9割はビジネスにとって意味がないただの飲み会どまりだが、

人とのご縁をどうにか作りたい頑張り屋さんに、その非常識な使い方を明かそう。

 

シンプルに、

運営側に、自分と関わるメリットを実感してもらい、ビジネス面で依怙贔屓してもらう

に絞ればいい。

もちろん、運営側との価値観マッチや実力(「欲しい繋がり」を持っているか?)を見定める必要があるが。

要は自分の実力で「お客様の成功」を淡々と作り、「欲しい繋がり」を深掘りしていくのだ。

ここに行きつくか否かで、効果を見極めていい。

 

なぜこの1つに絞るのか。

この方法だと、常識を超えて作る側に回れるためだ。

実のところ、交流会は大規模小規模問わず無数にある。

既存の交流会に不満を抱いて、

「自分で作ったほうが質が高くなる」

と行動し出す人が少なくないためだ。

そうやって自分で作っている人は、

突然「この人すごい!」という運命の出会いを得ている。

無論、あなたが何らかのすごい側に回る材料があれば、

作らずともビジネスの実利が敬意をベースに広がる。

それと並行して、交流会運営者は常に何らかの悩みを抱えており、

そこにコンテンツとしてあなたが貢献すれば、喜ばれる。

 

「自分には、すごいところが何もない…」といちいち嘆く必要はない。

「自分の本業で、{誰}の{どんな}悩みを解決できます!それをお客様に提供しています!」

と、素直に過去の「お客様の成功」を言えればいい。

これがあなたの「ならでは」である。

ここから実力と価値観をマッチさせていき、

依怙贔屓の動きが作っていくのだ。

ゼロイチ段階は必ずそうならざるを得ず、

誤解ゼロは避けられないが、

よほどミスマッチしていない限りは何らかの答えが見つかる。

その答えの濃さを、淡々とじわじわと上げていくのだ。

 

この理由はシンプルだ。

既存の大規模な交流会は「人をウジャウジャ群れさせるビジネスモデル」のため、

自分がトップに立つ方が向いている人からすれば、水と油のごとく交わらないためである。

両者が理解し合うことは、未来永劫ない。

特に大規模になればなるほど、その仕組みは営業マンの養成にそっくりである。

それゆえ、自分で作るのだ。

自分で作るということは、

自分の周囲にいる人でチカラのある人を依怙贔屓することでしか、

レベルがジワジワすら上がらないことになる。

淡々とレベルを上げている人は、

自分が出せる強みをメリットを強みとして渡す感覚を持っている。

あなたがレベルを上げてようとしている限り、

同じレベルを上げようとしている人は、

その動きに気づく。

そうやってお互いを依怙贔屓しあい、

自分も依怙贔屓される側に回るのだ。

ご縁とはそうやってできている。

お互いが、淡々と依怙贔屓しあうとき、それより強い関係は他にない。

分野は違っても、結果として同じ目標に進めばいい。

 

現実解。

常識的な参加者の枠に収まる必要など一切ない。

実力のある運営側は、ほかに実力のある人を常に求めている。

運営側と複数のつながりが持てると、根本的風景が変わる。

 

追記。

特に専業の営業マンの場合、自分より格式と実力の高い人に出会ったら、

その人の「欲しい繋がり」を取りに行く立場を買って出てもいい。

実力者と淡々とチームプレーして、自分の実力や信頼性をゴリゴリと上げ、

その過程で自分の営業に繋げる「企画屋さん」に回るという、発想の転換をするくらいじゃなくちゃ。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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◆遠藤武の連載執筆
中央経済社『旬刊経理情報』誌にて見開き2ページ連載「データ分析の森」を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています。
(2025年12月に連載80回達成)

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