たいそう威勢がいいのに、仕事で全くパッとしない人もいれば、
しずしずと地味なのに、仕事でとんでもない大活躍している人もいる。
この違いは、風穴を開けるほど抜きん出ている点にある。
抜きん出るとは、無茶苦茶非常識「お客様の成功」を出し、
目の前のお客様を喜ばせにいくことである。
業界の既存常識も、バリューチェーンで関わるお隣の業界の常識までも、
プラスに塗り替えてしまうのである。
ここまで来ると、非常識を許してもらえるほど実力が発揮できる。
ビジネスイベントであれば、主催者にその人専用の枠を用意してもらえる。
連載執筆であれば、当初約束の回数をあっさり倍以上用意してもらえるし、書籍化企画は当然通る。
このような依怙贔屓は、お金を払っても得られない隠れメニューだと言っていい。
「お客様の成功」が強烈であり、うまく噛みあっている場合、
行く先々で風穴を開けられ、協力者があちこちに見つかる。
とても尖っているため、一定以上の実力がある人に簡単に刺さるためだ。
現実解。
いまある得意技を立て付けて、風穴を開ける側に回ろう。
常識というあちこちのカベに、いきなり非常識のドアが出来るから。
ボックスコックスネット、遠藤武。
