「お客様の成功」の重要性をふだんから繰り返しているが、
それを出せる分野・出しづらい分野が明確にある。
「お客様の成功」とは、「誰の、どんな悩みを、どうやって解決する?」を定めることだ。
「お客様の成功」が出せる分野は、
独自性があり、お金を払うお客様と距離が近い分野である。
例えば、
決裁権のある人(特に社長)向けの仕事や、
面倒ごとをなくすためのITツールや、
独自の商品を作って売るケースだ。
このケースは、良い顧客を選べて、嫌な顧客を断れて、
価格や粗利を独自に作れる。
起業や独立とは、こういうことだ。
ゆえに最初から「お客様の成功」に、自発的に特化していける。
この反対で「お客様の成功」が出しづらい分野は、
独自性が薄く、お客様から距離が遠い分野である。
例えば、
下請けとして入り込む仕事や、
労働力や人材を配備するだけの仕事や、
独自性がない商品のケースである。
このケースでは、顧客を選ぶことができない上に、
価格や粗利を作ることができない。
下請けやフランチャイズの大前提だ。
ゆえに立場上「お客様の成功」と、距離が遠くなってしまう。
現実解。
「お客様の成功」で大活躍したいなら、ちゃんと本音を出そう。
「誰の、どんな悩みを、どうやって解決する?」
この「お客様の成功」は、お客様の本音を叶え。自分の本音を軸に得意技以外には手を出さず、
勝てることだけで勝つという発想にある。
要は常識的直感の外側にある、非常識な本音なのだ。
多くの人が下請け化するのは、ついうっかり常識的に多数派と同じことをしてしまうだけに過ぎない。
ボックスコックスネット、遠藤武。
