アイディアを出すにはどうすればいいか。

daily2 素朴な疑問。

先行研究や事例に、大量かつ網羅的に当たる。
自分自身にとって、ひっかかりのある物事にそれらを当てはめる。
上記2つにおいて、言語化されていない物事を言語化する。

この3つで、実はいくらでもアイディアが出せる。
これは、大学の初年度のプログラムで鍛える、
アカデミックスキルを簡素化しただけだ。

非日本語圏の人とやり取りする際にあまり感じたことはないが、
日本語圏だと、このような知的生産があまり重視されていない。

改めて今までを思い返すと、
日本語圏で経済活動にコミットする人は、
日々のルーチンワークばかりに囚われている。

そのせいか、他者を「疑うこと」と「認めること」にについて、
言語を伴って形にする経験が圧倒的に不足しているのである。

よく「論理的思考力」という言葉がやり玉に挙げられる。

これは実のところ、
「先行研究や事例や実証実験を網羅した上で、
物事を論理的に組み直し、語られていないことを語る」
ということに過ぎない。

シンプルに言い切ってしまうと、
言語による記述の話に終始してしまうのだ。

まだ語られていないからこそ、
疑うべき物事を疑い、認めるべき物事を認め、
言語化されていない物事をそのまま記述する。

アイディアは、作為的に出そうとのではなく、
知識のスキマから誘導すればいいんだよね。

..遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

↑↑↑
詳細は上記リンクを参照
↑↑↑

■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

boxcox.netを講読する
タイトルとURLをコピーしました