シンプルに言えば、以下の2つに尽きる。
・決裁権者(=上司)や関係者(=同僚、取引先)に贔屓にされる。
・今の組織を踏み台にして別な組織に移る。
あなたが何らかの組織に属しているのであれば、
上司やその他の関係者から贔屓にされることで、
それはそっくりそのまま評価につながるわけで、
一般的な出世のあり方は、ここにある。
「自分は浮いてしまい、今の組織で評価されていない」
「そもそも今の組織が退屈だ」
そう感じるあなたが、組織内での経験を組織外で活かそうとするならば、
組織外(=転職市場)で評価されるスキルや知見を持っていれば事足りる。
これは今の組織内の評価とは一切関係なく、移籍先の組織の需要が全てである。
スタートアップや外資事業会社に所属する人は、こういう転身が多い。
このとき留意すべきは、待遇や職位を上げ、
確実に経営に近づいていくことに尽きる。
スタッフレベルや中間管理職のまま40〜50代で転職・移籍するのは、
成長ではなく、単なるジョブホッピングに過ぎない。
採用側も転職エージェントも、その点を熟知している。
成長のための評価軸を現状の内外に複数用意し、
自分でも思いのよらなかった可能性を見出すことで、
現状の延長線上でない成長を描くことが重要なんだよね。
..遠藤武