悩み解決のゲーム化。

daily5 爽快感。

仕組み化とは、切り分けて手順を整え、属性をつけることである。

これは、悩みをゲーム化して攻略することと同じ。

狙いは「これ以上、楽しくわかりやすくできないよね」というイメージを持つことだ。

 

現実解。

プログラミングで物事を自動化するには、仕事を切り分ける必要がある。
Excelでデータをラクに扱うにも、仕事を切り分ける必要がある。
切り分けた上で、手順を思い切って入れ替えることもある。

同様に、悩みを解決するには、悩みを切り分けて整える必要がある。
悩みのハードルが高いとしたら、切り分けが出来ていないと、まず考えてみよう。

悩みをラクに扱うには、
「ウジウジと、悩み続けたほうがいいこと」と、
「ダメで元々でも、試しに動いたほうがいいこと」とを、
ゲームの属性のように切り分けていいのである。

ゲーミフィケーションという考え方だ。

ポケットモンスターの属性で、すごく大ざっぱに例えよう。

ウジウジ悩み続けることを、「はがね」「いわ」「ゴースト」のような防御や回避のイメージで、肯定する。
悩みとは防衛や回避なのだから、そもそも悪いわけではない。
堂々と、防御や回避という技を肯定しよう。

ダメでも元々でも試しに動くことを、「でんき」のような、素早い攻撃のイメージで、肯定する。
動くことに失敗しても、たまたま技の相性が悪くて負け続けただけでゲームをやめるのは、ちょっともったいない。
相性の良い相手とまず戦って自信をつければいいし、攻略本のように使える知識があれば、活用すればいい。

そうとう大ざっぱに捉えていて、ポケモンに詳しい人からすれば「?」となりそうだが、そもそも自分を扱ったゲームなのだから、楽しくわかりやすく肯定的に進められれば何でもいい。
むしろ厳密でないほうがいい。大ざっぱなくらいが、カリカリせずちょうどいい。

すべての悩みは、厳密に捉えてカリカリしすぎることから来る。
「私の仕事は特殊だから仕組み化できない」
これはよく経営者さんから聞くけれど、実は大ざっぱに切り分ければ、仕組み化して解決する入り口に立てる。
「私の悩みは特殊だから解決できない」
これはよく悩める人から聞くけれど、実は大ざっぱに切り分ければ、仕組み化して解決する入り口に立てる。

全ての物事は、ゲームのようにもっと楽しく、そして大ざっぱに捉え直しても構わないのである。
プログラミングでシステムを構築したり、試験で解きやすい問題を解いて部分点を狙うことと、どれも同じだ。
大ざっぱから始めて、細かいことは後から考えればいい。
目の前の物事を、厳密にカリカリと考えすぎないだけで、悩みの重荷を自分の肩から下ろせるのだ。

 

切り分けて、入れ替えて、属性を貼り付けて、楽しく考える。
自分で自分の攻略本を書いて、超得意な戦い方に絞ってしまおう。
ヒトもモノもお金も時間も、ゲームでも現実でも有限なのだから、楽しく使いたいよね。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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