目の前にいる人が喜ぶことに、集中しよう。
自分の理屈抜きに、ひたすら聞き役に徹することだ。
自分の目線ではなく、目の前の人の目線が大事。
現実解。
エンターテイメントが面白いのは、
「目の前のお客様の目線に合わせる」
ことを徹底しているからである。
場の空気を良くするカギは、ここにある。
店舗でも、広告でも、サービス業でも、教育でも、
目の前のお客様の目線に合わせることが、全ての入り口だ。
舞台や作品のシナリオは例外としても、
通常のビジネスや人間関係で、
一方的に場の空気を悪くしたり、
気分を害することはしない。
(初歩の初歩:信頼関係が大事)
場の空気が悪いとか、思ったように物事が進まないのは、
そもそも信頼関係がなく、自分が目線を変えていないだけだ。
思わぬところで、言わなくてもいいことを言い出していると、目線は変わらない。
徹底して聞き役に回り、具体的に必要なToDoを、掘り出せればいい。
たとえその場の空気が淀んでいても、目線や言葉やルートを変えることで、流れは変わる。
まずは、模範解答と理屈の通りに、信頼を創ろう。
(応用:敢えて場の空気を読まない)
信頼関係があっても、思ったように物事が進まないのは、
敢えて場の空気を読まずに、自分が目線を変えていないだけだ。
信頼関係があるなら、ふと思い切ってポロッと言い出さないと、目線は変わらない。
徹底して聞き役に回り、その上で相手の目線を無視した爆弾発言を、ほんの少しだけ織り交ぜればいい。
たとえその場の空気が淀んでいても、目線や言葉やルートをちょっぴり刺激的にするだけで、流れは変わる。
思い切って模範解答でボケて、理屈を超えてしまおう。
場の空気をとびこえ、更に信頼が創れる。
追伸。
場の空気がどこから来ているかを判断する上でも、この視点は使える。
場の空気を悪くしている人は、「初歩の初歩」と「応用」をゴッチャにしているんだよね。
boxcox.net、遠藤武。