難しいと感じたら、切り分ける。

daily5 爽快感。

「少し難しいな」と感じたら、切り分ければいい。

苦手意識があるものでも、分かりやすく切り分ければ、楽しめる。

切り分けを通じて、全体像が見えたら、自分にとってのチャンスだ。

 

現実解。

英語を、まず英文法や英単語を軸として学ぶことは、切り分けの典型例だ。
言語の全体像に行き着くための工夫だと言っていい。

これは数学でもプログラミングでも、
解決すべきビジネスや人生の問題でも、
さほど大差はないと言い切って構わない。

もしロジカル(論理的)な切り分けが自分の感覚にハマらないのなら、
エモーショナル(感情的)な切り分けをしてもいい。
英文法であれば、絵で説明している参考書を読めばよい。
数学であれば、ビジュアルでわかる例から入ってもいいし、
数学史からイメージを作ったって構わない。
入口で一見矛盾していても、出口で辻褄が合えばそれでいい。

要は、乗り気がしないのなら、
ついうっかり乗り気がするように、
自分で切り分けて変えればいいだけだ。
切り分け方も表現方法も、
この世界に存在する人間の数だけある。

切り分けを通じて、
自分にとっての学ぶチャンスが出来る。
これははっきり言い切ってしまえば、
自分に対する愛情表現なんだよね。
そうじゃなきゃ学ぶことなんて絶対に出来ない。
切り分けて分かりやすくする思考と行動は、
自分の自尊心を満たしてくれるのだから、
単にそれだけで幸せになれる。
これ以上の愛情表現は存在しないよ。

自分の世界観を、
他者にわかるように切り分けて送り届ければ、
それはもはやラブレターだ。
マーケティングって本来はそうやって行うものだよ。
堂々と図々しく、自分がわかるように切り分けてしまえばいい。
その上で、目の前の相手にも伝わるように切り分けてしまえばいい。
自分か相手か、どちらが先でも構わないから、まずは見切り発車で切り分けてしまう。
少し世間からはみ出さないと、切り分けることすら出来ないから、
やっぱり図々しくないと出来ない。

でもケーキの切り分けではお互い譲り合う。
図々しさの割には、それくらいのあっさりした適当さを許容する。
もちろん、どこかに子供じみたところがあってもいい。

人間の矛盾やグレーゾーンを認めるからこそ、
あっさり切り分けることで、全てを許容して楽しめるんだよね。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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