抽象化と具体化は、物事を仕組み化する発想だが、
実はメンタルを整えることにも役立つ。
物事と適切に距離を取って、的確に決断するのだから。
現実解。
敢えて距離を詰めることも、
敢えて距離を取ることも、
抽象化と具体化の利点だ。
調べ物をしていて、単に具体例が足りないなら、具体例を探せばいい。
おおよそ直感的にわかっているものごとが何かしらあるとしたら、
細部を埋めていけば、ざっくりとした漠然から抜け出せる。
自分に必要な物事を、集めていけばいいのだから。
文字通り、具体化の威力だ。
逆に、嫌な具体例が多すぎてげんなりしたら、抽象化すればいい。
自分がどうしても認めなくてはいけない事実が数多くあるとしたら、
それをざっくり捉えたほうが、細部にカリカリせずに済む。
自分にとってメリットのあるところを、要約してしまえばいいのだから。
文字通り、抽象化の威力だ。
抽象と具体、具体と抽象を行き来していれば、
距離を取って決断できるし、その過程自体にハマれば、
頭も体も一生活用できる。
メンタルにもフィジカルにもメリットがあるのは、
抽象的なメンタルの要素と、具体的なフィジカルの要素が、
文字通り人間の決断の材料だからなんだよね。
追記。
抽象と具体とは、そもそも妄想と行動だと気づいておこう。
boxcox.net、遠藤武。