迷ったら、シンプルにしてしまえばいい。
インプットもアウトプットも、
これ以上ないくらいまで簡潔にすると、迷いが消える。
現実解。
迷ったらシリーズ第4弾。
シンプルではないという状態は、
そもそも無駄が多くて、
次の一手が出せない状態なんだよね。
「選択肢が多い!」と感じていると、
「何をすればいいか、わからない…」とふさぎ込んでしまう。
まずは素直に、
自分が本当にやりたいことを、
全部ひたすら書き出してしまおう。
「もっと稼ぎたい」「もっと上達したい」みたいな典型的な物事から、
「寝ながら仕事したい」みたいなぶっ飛んだ物事まで、
無差別に書き出してしまえばいい。
仮に夢物語に聞こえたら、
実際にそれを実現している人を、
本やニュースと言った事例で探せばいい。
その人を真似したりベンチマークするだけで、
百手以上先のゴールがまず見えてくる。
ゴールまでの道筋については、
実現している人を複数参考にしつつ、
インプットとアウトプットの量が同じくらいになるように、
大雑把に見立てて、予習と復習をしてしまえばいい。
読書は予習にも復習にもなる。
次の一手は、予習と復習の隙間に、
行動をサンドイッチのように挟めばいい。
行動のハードルを下げてしまうには、
予習なのか行動なのか、
復習なのか行動なのか、
その両方なのか、
グレーゾーンを楽しんでしまえばいい。
バカみたいに聞こえるかもしれないが、
シンプルに真似するとはたったそれだけだ。
もっとシンプルに言うと、
「ごっこ遊び」と同じだよ。
少しカッコつければ「ロールプレイ」だ。
実践なのか、ごっこ遊びやロールプレイなのか、
区別なんてそもそも不要だ。
何が足りないか、何をやればいいか、
それさえ見えていれば、
細かいことにカリカリせず区別せずに、
リハと本番の区別をつけずに、
シンプルに行動しちゃえばいい。
インプットとアウトプットの量を、
だいたい同じくらいにして、
かつ自分が大量に動きやすいようにすれば、
まずは上出来だ。
例えば、書くことを見ていこう。
アウトプットしたいときは、
一行10〜20文字のツイートでも、
それを3行書けば、
立派なひとかたまりになる。
アウトプットが続かないのなら、
毎日のちょっとした出来事をインプット(=とっかかり)にして、
そこから直感でハッシュタグを付けるようにタイトルを付けて、
ハッシュタグに使った単語から連想して、
1行10〜20文字×3行でアウトプットすればいい。
もちろん3行を書いて、タイトルを後付けしても構わない。
短く大急ぎで書くだけだから、
「書くのに3〜5分しか使わない」
と決めておけば、もっとシンプルに出来る。
たったそれだけで「できない」という言い訳をシンプルに消せる。
3〜5分しか書かないために、
アウトプットの質が気になるのなら、
書いたあとの1分でも3〜5分でもいいから、
タイトル+3行を手直しすればいい。
たったの3行×15文字だけでも、
30日書けば1350文字になる。
このペースで行くと、
1年書けば16000文字を超える。
書くことに馴れてくると、
3行×15文字がそのうち、
6行×15文字とか、
30行×15文字にまで増える。
ついついもっと書きたくなるという、
人間の凝り性のサガだと言っていい。
凝り性は、誘発させてしまおう。
迷いがあるとき、
極限までシンプルにしてしまうと、
実はハードルが下がるので、
次の一手が打ちやすくなる。
ついうっかり行動できたら、それは本物の行動力だよ。
boxcox.net、遠藤武。