迷ったら、シンプルにする。

daily5 爽快感。

迷ったら、シンプルにしてしまえばいい。

インプットもアウトプットも、

これ以上ないくらいまで簡潔にすると、迷いが消える。

 

現実解。

迷ったらシリーズ第4弾。

シンプルではないという状態は、

そもそも無駄が多くて、

次の一手が出せない状態なんだよね。

「選択肢が多い!」と感じていると、

「何をすればいいか、わからない…」とふさぎ込んでしまう。

まずは素直に、

自分が本当にやりたいことを、

全部ひたすら書き出してしまおう。

「もっと稼ぎたい」「もっと上達したい」みたいな典型的な物事から、

「寝ながら仕事したい」みたいなぶっ飛んだ物事まで、

無差別に書き出してしまえばいい。

仮に夢物語に聞こえたら、

実際にそれを実現している人を、

本やニュースと言った事例で探せばいい。

その人を真似したりベンチマークするだけで、

百手以上先のゴールがまず見えてくる。

ゴールまでの道筋については、

実現している人を複数参考にしつつ、

インプットとアウトプットの量が同じくらいになるように、

大雑把に見立てて、予習と復習をしてしまえばいい。

読書は予習にも復習にもなる。

次の一手は、予習と復習の隙間に、

行動をサンドイッチのように挟めばいい。

行動のハードルを下げてしまうには、

予習なのか行動なのか、

復習なのか行動なのか、

その両方なのか、

グレーゾーンを楽しんでしまえばいい。

バカみたいに聞こえるかもしれないが、

シンプルに真似するとはたったそれだけだ。

もっとシンプルに言うと、

「ごっこ遊び」と同じだよ。

少しカッコつければ「ロールプレイ」だ。

実践なのか、ごっこ遊びやロールプレイなのか、

区別なんてそもそも不要だ。

何が足りないか、何をやればいいか、

それさえ見えていれば、

細かいことにカリカリせず区別せずに、

リハと本番の区別をつけずに、

シンプルに行動しちゃえばいい。

インプットとアウトプットの量を、

だいたい同じくらいにして、

かつ自分が大量に動きやすいようにすれば、

まずは上出来だ。

例えば、書くことを見ていこう。

アウトプットしたいときは、

一行10〜20文字のツイートでも、

それを3行書けば、

立派なひとかたまりになる。

アウトプットが続かないのなら、

毎日のちょっとした出来事をインプット(=とっかかり)にして、

そこから直感でハッシュタグを付けるようにタイトルを付けて、

ハッシュタグに使った単語から連想して、

1行10〜20文字×3行でアウトプットすればいい。

もちろん3行を書いて、タイトルを後付けしても構わない。

短く大急ぎで書くだけだから、

「書くのに3〜5分しか使わない」

と決めておけば、もっとシンプルに出来る。

たったそれだけで「できない」という言い訳をシンプルに消せる。

3〜5分しか書かないために、

アウトプットの質が気になるのなら、

書いたあとの1分でも3〜5分でもいいから、

タイトル+3行を手直しすればいい。

たったの3行×15文字だけでも、

30日書けば1350文字になる。

このペースで行くと、

1年書けば16000文字を超える。

書くことに馴れてくると、

3行×15文字がそのうち、

6行×15文字とか、

30行×15文字にまで増える。

ついついもっと書きたくなるという、

人間の凝り性のサガだと言っていい。

凝り性は、誘発させてしまおう。

 

迷いがあるとき、

極限までシンプルにしてしまうと、

実はハードルが下がるので、

次の一手が打ちやすくなる。

ついうっかり行動できたら、それは本物の行動力だよ。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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