模写する。

daily5 爽快感。

コピーや鵜呑みではなく、なり切って、

考え方と行動を模写することで、

オリジナリティが出る。

 

現実解。

他人の受け売りは、簡単に出来る。

アドバイスを受けたら、

徹頭徹尾素直に動くことが、

基本中の基本だ。

聞いているフリをして、

全くアウトプットや行動に反映されていないのは、

率直に言って論外であり、何も聞いていないのと同じだ。

信頼できるプロの言なら、

まずは素直にすべて受け入れて、

そっくりそのまま実行だ。

これすら出来ないなら、

残酷だけれども、

アドバイスを受けた分野については、

才能がないと思ったほうがいい。

どうしても残酷な事実を認めたくないなら、

腹をくくって動くしかない。

前置きが長くなったが、

今回は、その次の段階だ。

人のアドバイスを素直に聞くという視点は、

はっきり言って誰でもできる、

実はめちゃめちゃ簡単だ。

それが以上にみんな失敗するのは、

「あの人だったら、この局面でどうするか?」

という視点だ。

これは、めちゃめちゃ素直じゃないと、

ほぼ確実に無理だろう。

思考と行動のコピーだからこそ、

足りない部分を徹底して、

更に素直に愚直に補完するしかない。

ここまで来ると、根性や熱狂の世界だ。

一つ言い切ってしまうと、

物事がうまくいかず成長できない人は、

勝手に自分の解釈や見解を混ぜ込んで、

うっかりショボい自分の現状維持のまま行動してしまい、

自滅していくだけなんだよね。

深く掘り下げて食らいついたり、

横展開して自分なりの解釈を持つことは、

経験則と一次情報で言って、

回数をこなすケタを増やすしかないと思う。

10回のノルマなら100回、

100回のノルマなら1000回というように。

例えば本の著者を参考にするなら、

最低でも書いている本を50冊は読んでいないと、

思考を真似しようがない。

思考を真似する価値ある人に限って、

ほぼ確実に多作であるし、

複数の分野に通じているから、

正直に言ってぜんぜん飽きない。

もしどこかで飽きてきたとしたら、

自分の洞察にオリジナリティが出て来たと言っていい。

模写からオリジナルを創るとは、

徹底して数をこなして、

元の思考がカバーしていないところを、

的確に突くことなんだよね。

 

うまくいかない理由は、

才能がないとも言えるけど、

つべこべ言わずに数をこなすだけなら、

まずは誰でもできるのだから、

思い切って素直にやるほうが、

トータルで見れば、楽。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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