コピーや鵜呑みではなく、なり切って、
考え方と行動を模写することで、
オリジナリティが出る。
現実解。
他人の受け売りは、簡単に出来る。
アドバイスを受けたら、
徹頭徹尾素直に動くことが、
基本中の基本だ。
聞いているフリをして、
全くアウトプットや行動に反映されていないのは、
率直に言って論外であり、何も聞いていないのと同じだ。
信頼できるプロの言なら、
まずは素直にすべて受け入れて、
そっくりそのまま実行だ。
これすら出来ないなら、
残酷だけれども、
アドバイスを受けた分野については、
才能がないと思ったほうがいい。
どうしても残酷な事実を認めたくないなら、
腹をくくって動くしかない。
前置きが長くなったが、
今回は、その次の段階だ。
人のアドバイスを素直に聞くという視点は、
はっきり言って誰でもできる、
実はめちゃめちゃ簡単だ。
それが以上にみんな失敗するのは、
「あの人だったら、この局面でどうするか?」
という視点だ。
これは、めちゃめちゃ素直じゃないと、
ほぼ確実に無理だろう。
思考と行動のコピーだからこそ、
足りない部分を徹底して、
更に素直に愚直に補完するしかない。
ここまで来ると、根性や熱狂の世界だ。
一つ言い切ってしまうと、
物事がうまくいかず成長できない人は、
勝手に自分の解釈や見解を混ぜ込んで、
うっかりショボい自分の現状維持のまま行動してしまい、
自滅していくだけなんだよね。
深く掘り下げて食らいついたり、
横展開して自分なりの解釈を持つことは、
経験則と一次情報で言って、
回数をこなすケタを増やすしかないと思う。
10回のノルマなら100回、
100回のノルマなら1000回というように。
例えば本の著者を参考にするなら、
最低でも書いている本を50冊は読んでいないと、
思考を真似しようがない。
思考を真似する価値ある人に限って、
ほぼ確実に多作であるし、
複数の分野に通じているから、
正直に言ってぜんぜん飽きない。
もしどこかで飽きてきたとしたら、
自分の洞察にオリジナリティが出て来たと言っていい。
模写からオリジナルを創るとは、
徹底して数をこなして、
元の思考がカバーしていないところを、
的確に突くことなんだよね。
うまくいかない理由は、
才能がないとも言えるけど、
つべこべ言わずに数をこなすだけなら、
まずは誰でもできるのだから、
思い切って素直にやるほうが、
トータルで見れば、楽。
boxcox.net、遠藤武。