いくらイラついたり恥ずかしいことがあっても、
表立って気にしせず、敢えていちいちクチや態度に出さないだけで、堂々と過ごせる。
内心でついマイナスに気にしても、それを他人に一切喋らずクチを堅くすることは、いくらでもできる。
現実解。
負けなくてもいいところで、
つい自滅する人の特徴は、
いちいち何でもかんでもクチに出してしまい、
前向きな人をひきつけなくして、
にっちもさっちもいかない点にある。
つい「自分はダメだ…」とか、
「もっと豊かだったらいいのに…」とか、
「もっと美しかったらいいのに…」と、
不用意にクヨクヨをクチから出してしまう。
これは、すごくすごく品のない言い方をすれば、
露出狂や変質者と全く同じだ。
表立ってクチから出して、
現状維持で身も心も纏うことで、
事実を事実として受け止めず、
ダメで貧しく危ないポジションを、
自らしっかりと塗り固めているのである。
一時的に心を守るための防衛機制では説明がつかない。
環境にせっつかれて日頃からやりすぎると、
心身共に大きいダメージを残しかねない。
ネガティブな言葉で追い込んで来る人は、
何が何でも眼の前から遠ざける必要がある。
自分でついクヨクヨをクチから出してしまうなら、
一言一言を愚直にしつこく集中し、
1秒単位で変えていくしかない。
表立ってクチに出してしまうというのは、
それくらい自分を刷り込んでしまうのである。
せめてクヨクヨをアウトプットに使うなら、
単に嫌だと感じたことをそのまま出すのではなく、
次の一手がプラスになるように、
愚直にプラスに転換するくらいのことは考えたい。
転んでもタダじゃ起きないくらいで良い。
バカにされたら、
「ぶっ飛ばす!」とか、
「現状をひっくり返す!」と、
自分を強引に発奮させるチャンスだと思わないとね。
そのエネルギーが足りないと感じるなら、
燃料としての読書や知識が足りない。
燃料として読んでいれば、
アウトプットは確実に熱を帯びてきて、
どこかで熱狂にたどり着く。
デイリーレポートを、
根強く熱心に読んで、
感想をくれる読者がいるのは、
燃料がほしいからなんだろうなあと、
ひしひしと感じる。
1秒単位で変わるには、
しつこくインプットして、
しつこくアウトプットする、
そんなシンプルな行動しかないんだよね。
boxcox.net、遠藤武。