表立って出さない。

daily5 爽快感。

いくらイラついたり恥ずかしいことがあっても、

表立って気にしせず、敢えていちいちクチや態度に出さないだけで、堂々と過ごせる。

内心でついマイナスに気にしても、それを他人に一切喋らずクチを堅くすることは、いくらでもできる。

 

現実解。

負けなくてもいいところで、

つい自滅する人の特徴は、

いちいち何でもかんでもクチに出してしまい、

前向きな人をひきつけなくして、

にっちもさっちもいかない点にある。

つい「自分はダメだ…」とか、

「もっと豊かだったらいいのに…」とか、

「もっと美しかったらいいのに…」と、

不用意にクヨクヨをクチから出してしまう。

これは、すごくすごく品のない言い方をすれば、

露出狂や変質者と全く同じだ。

表立ってクチから出して、

現状維持で身も心も纏うことで、

事実を事実として受け止めず、

ダメで貧しく危ないポジションを、

自らしっかりと塗り固めているのである。

一時的に心を守るための防衛機制では説明がつかない。

環境にせっつかれて日頃からやりすぎると、

心身共に大きいダメージを残しかねない。

ネガティブな言葉で追い込んで来る人は、

何が何でも眼の前から遠ざける必要がある。

自分でついクヨクヨをクチから出してしまうなら、

一言一言を愚直にしつこく集中し、

1秒単位で変えていくしかない。

表立ってクチに出してしまうというのは、

それくらい自分を刷り込んでしまうのである。

せめてクヨクヨをアウトプットに使うなら、

単に嫌だと感じたことをそのまま出すのではなく、

次の一手がプラスになるように、

愚直にプラスに転換するくらいのことは考えたい。

転んでもタダじゃ起きないくらいで良い。

バカにされたら、

「ぶっ飛ばす!」とか、

「現状をひっくり返す!」と、

自分を強引に発奮させるチャンスだと思わないとね。

そのエネルギーが足りないと感じるなら、

燃料としての読書や知識が足りない。

燃料として読んでいれば、

アウトプットは確実に熱を帯びてきて、

どこかで熱狂にたどり着く。

デイリーレポートを、

根強く熱心に読んで、

感想をくれる読者がいるのは、

燃料がほしいからなんだろうなあと、

ひしひしと感じる。

1秒単位で変わるには、

しつこくインプットして、

しつこくアウトプットする、

そんなシンプルな行動しかないんだよね。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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